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かぜ症候群

かぜ症候群
いわゆる「かぜ」といわれる病気を総称して「かぜ症候群」といいます。代表的なものが「感冒」と「インフルエンザ」です。
感冒は、鼻、のどといった上気道を中心とした呼吸器系の急性感染症です。そのほとんどはウイルスによって起こります。
200種類を超えるといわれるウイルスによって症状が異なり、鼻水、のどの痛み、咳、発熱、関節痛、頭痛、発熱、胃腸障害などさまざまな症状が見られます。
インフルエンザは、インフルエンザウイルスによって引き起こされますが、高熱、関節痛、筋肉痛などの全身症状が特徴で、症状が重い傾向にあり、年によって大流行するのが特徴です。
ワクチン接種はインフルエンザの感染予防の一つですが、ワクチンを接種しても感染することがあります。

予防策

  • ①十分な睡眠をとる。
  • ②汗をかいたままにしない。
  • ③部屋の換気を行う。
  • ④室内の加湿を行う。
  • ⑤外出後は手洗い、うがいをする。
  • ⑥マスクを着用する。
  • ⑦インフルエンザワクチンを接種する。

高血圧

高血圧とは

高血圧
最大血圧(収縮期血圧)が140mmHg、または最小血圧(拡張期血圧)が90mmHg以上の状態を、高血圧といいます。
血圧は普段私たちが生活する中で自覚することはないため、気づかぬまま高血圧が進行していくケースがほとんどです。
高血圧による疾患には、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血、腎不全といった重篤なものがあり、高血圧は、肥満、脂質異常症、糖尿病と並んで「生活習慣病における死の四重奏」と呼ばれています。
対策としては、血圧測定の習慣化と、医師のアドバイスにもとづく生活習慣の改善が有効です。

診察室での最大血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。
高血圧は動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血、腎不全といった命に関わる重篤な疾患の原因になるため、早めの対処が必要です。
定期的に血圧をチェックし、血圧高めが気になる場合は医師によるアドバイスを受け、塩分の多い食事や喫煙、運動不足などの生活習慣を見直すようにしましょう。

成人における血圧値の分類(mmHg)※

分類 診察室血圧 家庭血圧
収縮期血圧 拡張期血圧 収縮期血圧 拡張期血圧
正常血圧 <120 かつ <80 <115 かつ <75
正常高値血圧 120-129 かつ <80 115-124 かつ <75
高値血圧 130-139 かつ/または 80-89 125-134 かつ/または 75-84
I度高血圧 140-159 かつ/または 90-99 135-144 かつ/または 85-89
II度高血圧 160-179 かつ/または 100-109 145-159 かつ/または 90-99
III度高血圧 ≧180 かつ/または ≧110 ≧160 かつ/または ≧100
(孤立性)収縮期高血圧 ≧140 かつ <90 ≧135 かつ <85

※日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会(編).高血圧治療ガイドライン2019.ライフサイエンス出版:東京,p18, 2019.

高血圧

診察室での最大血圧が140mmHg以上、または最小血圧が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。
高血圧は動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血、腎不全といった命に関わる重篤な疾患の原因になるため、早めの対処が必要です。
定期的に血圧をチェックし、血圧高めが気になる場合は医師によるアドバイスを受け、塩分の多い食事や喫煙、運動不足などの生活習慣を見直すようにしましょう。

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糖尿病

糖尿病について

糖尿病について
糖尿病とは、血液中の血糖値が病的に高い状態を指す病名です。
血糖値は、私たちが生きていくために必要なエネルギー源であるブドウ糖が血液中にどのくらいあるかの濃度を示したものです。
血糖値を下げる重要な働きをするのが、すい臓から分泌されるインスリンなどのホルモンですが、肥満や運動不足はインスリンの働きを悪くしてしまいます。また、加齢や体質によりインスリンの分泌力は衰えますので、太っていなくても注意が必要です。
糖尿病が怖いのは、気づかぬうちに進行し、恐ろしい合併症を引き起こすためです。糖尿病網膜症など「目」「神経」「腎臓」に起こる重篤な病気が三大合併症として知られています。
血糖値高めを早期に発見し、医師のアドバイスのもと、対策を実行することが糖尿病予防には大切です。血液検査で診断が可能ですので、お気軽にご相談下さい。

糖尿病の診断基準

  • 空腹時血糖値が126mg/dl以上
  • 75gのブドウ糖を飲んだ2時間後の血糖値が200mg/dl以上
  • 随時血糖値が200mg/dl以上
  • ヘモグロビンA1c値が6.5%以上

糖尿病とは、血液中の血糖値が高い状態が続く病気です。
無症状の人から、口渇、多尿などの自覚症状がある人、さらには意識障害、昏睡に至るまでその症状はさまざまです。
長期的に血糖が高い状態が継続すると、体内の微小血管が破壊され、目、腎臓などさまざまな臓器に重大な障害を及ぼします。
血液検査で診断が可能であるため、心配な方は一度クリニックでの採血をおすすめします。

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脂質異常症(高脂血症)

脂質異常症(高脂血症)とは

脂質異常症(高脂血症)とは
脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の脂質の代謝が正常でない状態をいいます。
脂質とは中性脂肪やコレステロールのことを指し、以前は血液中のこれらの値が高いことを「高脂血症」と呼んでいました。
現在は、「中性脂肪値が高い」「LDL(悪玉)コレステロールが高い」「HDL(善玉)コレステロール値が低い」、この3つの状態が脂質異常症の基準となっています。
自覚症状はほとんどありませんが、動脈硬化の原因となるため、放置しておくと心筋梗塞、脳梗塞などの重篤な病気を引き起こす危険性が高くなります。
高脂血症の主な原因は、食べ過ぎ、アルコールの過剰摂取、運動不足などで、いずれも自身で予防対策ができるものです。
定期検診の血液検査で指摘されることも多いため、日頃の生活習慣に気をつけるとともに、積極的に検診を受けるようにしましょう。
治療は、食事療法・運動療法・薬物療法が中心となります。

脂質異常症(高脂血症)の診断基準

  • LDLコレステロール 140mg/dL以上
  • HDLコレステロール 40mg/dL未満
  • 中性脂肪      150mg/dL以上

※総コレステロールは参考値となり、診断基準からは外れたようです↓
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/metabolic/ym-029.html

脂質異常症(高脂血症)の合併症

  • 脳:脳梗塞、脳出血
  • 心臓:狭心症、心筋梗塞
  • 腎臓:腎硬化症、腎不全

脂質異常症(高脂血症)とは、血液中の中性脂肪やコレステロールの代謝が正常でない状態をいいます。
具体的には、中性脂肪値が高い、LDL(悪玉)コレステロールが高い、HDL(善玉)コレステロール値が低い状態のことです。
糖尿病と同じく自覚症状に乏しく、脂質が増えて血管の内側に溜まることで動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高くなります。

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高尿酸血症

高尿酸血症とは

高尿酸血症とは
高尿酸血症とは、血液中の尿酸値が高い状態のことをいいます。
尿酸は、プリン体という物質が体内で代謝分解されたときにできる最終産物です。プリン体は、生物の遺伝情報を伝える細胞内の核酸を構成する成分であり、あらゆる動植物に含まれています。つまり、どの食品を食べても体内にプリン体は供給され、さらに人の体内でもつくられます。
体内のプリン体は主に肝臓で分解されて尿酸となり、尿酸は血液に溶け込んで最終的に尿や便として排泄されます。
しかし、尿酸が高濃度になると血液中に溶け込めず、結晶として関節などに蓄積してしまします。そして、痛風をはじめとする多くの病気の原因となります。

高尿酸血症の診断基準

血中尿酸が7.0mg/dl以上の場合を高尿酸血症と診断します。
8.0mg/dl以上で薬物療法が必要です。

高尿酸血症の合併症

(1)痛風

足の親指の付け根が腫れあがり激痛が起こります。

(2)腎機能障害

尿酸が沈着して機能障害を起こします。

(3)動脈硬化

血管の内皮細胞にとりこまれた尿酸が血管壁を傷つけます。

(4)尿管結石

尿酸の結晶で結石ができます。

血液中の尿酸が7.0mg/dlを超えると、高尿酸血症と診断されます。
高尿酸血症は、痛風や腎結石、尿路結石といった、激痛を伴うつらい病気の原因になるほか、肥満や高血圧、脂質異常症、高血糖などの併発が多いこともがわかっています。
原因となるアルコールやプリン体を含む卵等の摂取を控える、水分や野菜を多く摂る、軽い有酸素性運動を行うなどが予防となりますが、定期検診による早期発見も大切です。

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花粉症

花粉症とは

花粉症
花粉症とは、植物の花粉が原因となって引き起こされるアレルギー性症状です。
花粉症の原因となる植物としてスギやヒノキが有名ですが、ブタクサなどその他の植物の花粉もアレルゲンとなるため、もっとも多い早春に限らず、一年を通して発症します。採血により、アレルゲンを特定することが可能です。
目のかゆみやくしゃみ、鼻水、鼻づまりが代表的な症状ですが、目の充血や流涙、顔やのどのかゆみ、肌荒れ、下痢、微熱など人によりさまざまな症状が見られます。
これらの症状は非常に鬱陶しく、集中力や判断力を低下させ、日常生活にも大きな影響をもたらします。花粉の季節も毎日を快適に過ごすためには、クリニックを受診してアレルゲンを特定し、適切な治療を受けることが大切です。
治療は症状とその程度により、抗アレルギー剤の内服、点眼薬、点鼻薬、漢方薬などを組み合わせて行います。
花粉症

花粉症とは、植物の花粉が原因となって起こるアレルギー性鼻炎です。
花粉の飛散期に一致して、目のかゆみや充血、くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、目と鼻を中心にアレルギー症状が起こります。
スギやヒノキなどが代表的なものですが、どの植物の花粉によるものなのか、アレルゲンの特定は、採血によって可能です。
治療は、抗アレルギー剤の内服が主ですが、症状や程度により、点眼薬、点鼻薬、漢方薬も併用して治療します。

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